【続・AV高齢化問題2022!?】
ご無沙汰しております。
FC2ブログから転身して、なお年も越しました。
ここで去年書いておりました【AV高齢化問題2021!?】の続編を書いておきたいと思います。
ここ数年・・・というかもっと前からですね。
ヤフオクを中心に目に見えて1980年代を中心とするお宝系ビデオの流通量が圧倒的に激減しています。
もちろんそう感じるのはオークションだけではなく中村企画さんや今は無きselectionさん、などのVHS中心の専門ショップであっても在庫量およびその流通量が減っているように見て取れます。
私が実感できるのはこまめにアイテムの動きをチェックしていた関係でヤフオク上においての『前原祐子さん』を基準としての話になります。
私がこのブログを書き始めたのは2009年ですが、それ以前2005年辺りから2015年ぐらいまでは『前原祐子』でアラート登録(該当の名前の商品が出品されると通知が来るシステム)しておけばほぼ一通りの前原さん出演タイトルがそれなりの周期で見受けられる状況ではありました。
もちろんレア度によりその頻度はバラツキますが、たいていの出演作VHSは出品で見かけていて、後はお値段と要相談で入札したり様子見だったりという具合でした。
仮に予算的に今回は見送ったとしてもそう間隔を置かず次の同じ出品アイテムに遭遇することも稀ではありませんでした。
ある意味「今日落札できなくても、またチャンスはくるよね!」と余裕をもって見送ることができたって感じです。
そして私事ですが2015年ぐらいからここ最近まで、プライベートな関係でヤフオクを含めエロ全般に対してあまり時間をかけられず一寸ご無沙汰していたということもあり、久々にこの界隈を探ってみたところ当時と比べ状況は一変しており、この流通量の少なさを目の当たりにしてかなりの危機感を持つようになりました。
そんな経緯もありまして色々と考えを巡らせた結果として先の【AV高齢化問題2021!?】に至ったという流れであります。
普通に考えても先のブログで記した通り、いわゆる80年代90年代にその手のエロ物を集めておられた方も結婚されたり年齢の高齢化によりアイテムを整理・手放してしまった方も多いと思われます。
当時のヤフオクでは大型レンタル店の棚落ちしたと思われるVHSが1出品者1000本~2000本が週でアイテムが入れ替わるようなものも目にしていましたのでその物量は圧倒的でした。
また同時に「お宝AVブーム」としての恩恵もあり、専門業者様や個人を含めて積極的な市場取引を行った故の活況であったのでしょうか。
ここ最近のヤフオク状況で『前原祐子』さんだけで見てみても、基本出ているアイテムは仲村企画さんの出品物がほとんどで、そこに個人の出品物が数種類・数本加わるという様相です。
しかもそこで出ているアイテムに関しては中村企画さん以外のタイトルは書店売りであったり、オムニバスの編集物であったりと、私が未だに未入手のいわゆるレア系とされるタイトルなどはここ数年ほとんど見たことがありません。
また同様にこの道のプロであります中村企画さん、こちらのHPでの在庫状況もコンスタントに見ておりますがいわゆるレア枠のレアタイトルに関しては相当に入荷することが稀になってきているではないかと思います。
入荷しても即完売で私が見る間もなく売れているのかもしれませんが、専門店でも80年代物の物流が圧倒的に減っているのではないかと見ていて思います。
それを示唆する事なのかは分かりませんが、現在中村企画さんでは【◆半額返金可◆】というシステムが採用されています。
こちらはアイテムを購入後、2週間以内返却すれば半額返金されるというシステムです。
他のAV販売ショップやサイトでも見受けられる「購入後に早期で買取にだせば半額で買取します」というキャッシュバックやポイントバックのシステムと類似したものかと思います。
中村企画さんでこのシステムに関しての記述については次のように記載されています。
【なるべく多くの皆様に鑑賞してもらうために「2週間以内返品・半額返金」を採用する事にしました。】
レアなアイテムは実際に入手することはかなり難しくなっている事も事実でありますし、更にはこのAV文化をより多くの方に楽しんでいただくためには、このように同じアイテムをリサイクル/再活用する事でその機会を確保するという意味においても意味のある事かと思われます。
ちょっと穿った見方をするとすれば、あの中村企画さんであっても超レアなVHSは今ある1本が売れてしまえば今後次の入荷があるかどうか全く分からないという事を示唆しているのではないでしょうか。
というか、状況としては以前よりもかなり厳しい事が予想されるからこその対応ではないかと思ってしまいます。
『お宝AVを売りにしているお店なのに店頭にお宝AVの在庫が無いという矛盾』
あくまで部外者の私の勝手な想像ではありますが、今後そのような事態になる事がじわじわと迫ってきているという事なのかと感じてしまいます。
例えばですが神田の神保町には過去には「絶対売る気ないやろう!」というメチャクチャ高価な値段を付けていたお宝ショップもありました。とりあえずこんな超レアなビデオもあるよという店頭見世物的に置いてるだけの所もあったと思います。(今はどうかは知りません。地方在住でここ8年くらい東京に行ってないので)
そんな中で中村企画さんは常に常識的に真っ当なお値段でその類のレアものも扱っていた良心的なお店です。
だからこその在庫の確保が難しいのかもと思ったりします。
思えば私も中村企画さんで1990年代から購入した事は何度もありますし、過去にはAVの買取をしていただいた事も何度かあります。
実際のところは私には知りえませんが、様々な状況を見るに、中村企画さんであってもそのお宝アイテムの物流量や入荷周期に不安を覚えるような事態になっているのでは・・・?と想像してしまいます。
多分ではありますが、同じお宝でもDVDの方が数量は流通しており実際に数が売れているのかもしれないなと思ったりもします。
このコロナ過で同様の個人業者様が店を閉じていく事も見受けられ、経営的にどうなのかと勝手に心配したりもします。
やはり実績と知識とノウハウをしっかりと持った専門の業者様はとてもとても貴重な存在です。
ストリーミングやサブスクの時代に新規の顧客を開拓する事も至難の業でしょう。そしてこれまでのお得意様は高齢化しているという問題もあります。
【続・AV高齢化問題2022!?】というタイトルで書き始めましたが、
気が付けば【中村企画問題!?】みたいになってしまいました、申し訳ない。
まとめると【お宝系VHSの流通量が圧倒的に減っているので、これは危機じゃないか問題。】 と、
【中村企画さん、今後も頑張って欲しいです!応援してますよー!!問題】
でありました。。。。
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